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辛いアレルギー症状を劇的に改善する方法:アレルギー性鼻炎・アトピー・ぜん息

アレルギーは戦前に⽐べて戦後にその⼈数が爆発的に増加しました。

戦後は⽇本⼈の⽣活や環境は⼤きく変わりました。

⾷事は⻄洋の⾁⾷⽂化に、住居は通気性のいい⽇本家屋から、マンションのような密閉性の⾼いものへと変化しました。

また、⼤気も排気ガスや⼯場のからの排煙により汚染されています。

このような⽣活環境の変化がアレルギー発⽣の要因となっています。

特にここ数⼗年で花粉症、アトピー性⽪膚炎、気管⽀ぜん息、⾷物アレルギー等のアレルギーに悩む⼈が⼤幅に増えました。

アレルギーの厄介な点として、その⼈の体質によるところが⼤きく中々根治が難しいということです。
しかし、アレルギーの原因を知り、対策を学ぶことで、その症状を⼤幅に軽くすることも可能です。

アレルギーについて学ぶことで、あなたはあなた⾃⾝のアレルギー症状をコントロールすることができるようになり、より快適にこれからの毎⽇を過ごすことができるでしょう。

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アレルギー性⿐炎

今、⽇本⼈を悩ませているアレルギー疾患で⼈数の多いものは

  • アレルギー性⿐炎
  • アトピー性⽪膚炎
  • 気管⽀ぜん息

この 3 つになります。

それぞれのアレルギーについて学びましょう。

ここではまずアレルギー性⿐炎について学びます。

アレルギー性⿐炎の原因とメカニズム

アレルギー性⿐炎の原因は、抗原抗体反応によるものです。

空気中を浮遊しているハウスダストや、花粉などのアレルゲン(抗原)が⿐粘膜に付着すると、体内に抗体が作られ肥満細胞という名の細胞とくっつきます。

その後、再びアレルゲンが侵⼊し⿐粘膜に付着すると、肥満細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が放出され、ヒスタミン受容体と結合し⿐⽔、⿐づまり、くしゃみ等のアレルギー反応を起こします。

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季節性アレルギー性⿐炎

季節性アレルギー性⿐炎とは「花粉症」のことです。

植物の花粉をアレルゲンとするアレルギー性⿐炎です。

花粉症といえばやはり春のスギ、ヒノキのイメージが強いと思いますが、実際には夏にはイネ科、秋にはブタクサ、ヨモギ、冬にもハンノキ、ブタクサ、イネ、そしてスギ花粉も⾶び始めています。

このように花粉症を引き起こす花粉は⼀年中⾶んでいますので、⾃分がどの植物の花粉がアレルゲンになっているのかを知っておくことで、季節ごとの対策をたてやすくなります。

通年性アレルギー性⿐炎

季節に関係なく症状がでるアレルギー性⿐炎を、通年性アレルギー性⿐炎と呼びます。

主な原因はハウスダストやカビ、最近、ペットの⽑、フケとなります。

近年、通年性アレルギー性⿐炎が増えているのですが、その原因は、マンションなどの密閉型住居が増え、冷暖房の普及で通気性が悪くなったことだといわれています。

隙間の無い密閉された空間ではアレルゲンが絶えず空気中に存在し、アレルゲンの影響を受けやすいのです。

現在⽇本⼈の 3 ⼈に 1 ⼈が季節性アレルギー性⿐炎、4 ⼈に 1 ⼈が通年性アレルギー性⿐炎にかかっているといわれています。

季節性、通年性どちらかのアレルギー性⿐炎にかかっている⼈は、2.5 ⼈に 1 ⼈の割合になり、年々増加傾向にあります。

また、季節性アレルギー性⿐炎にかかっている⼈はハウスダストに対してもアレルギー反応がでることが多く、⼀年を通してアレルギーに悩まされている⼈が⾮常に多くなっています。

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通年性アレルギー性⿐炎の対策

通年性アレルギー性⿐炎の原因にはハウスダストが最も多く、ハウスダストに含まれるアレルゲンの中で最も重要なのはダニです。

ダニは繊維やカビ、花粉、動物のふけなどを栄養源としています。

体調は 0.1mm程度で、その死骸や排泄物がアレルゲンとなります。

温度 25 度〜28 度、湿度 70〜85%の条件で⼤量繁殖するため、温度が低く乾燥した冬にはあまり繁殖せず
温度、湿度共に⾼い梅⾬や夏に増加します。

冷暖房の条件によっては押⼊れ、ソファー、じゅうたん、タタミ、布団などに⼀年中多く⽣息しています。
通年性アレルギー性⿐炎の対策としては、アレルゲンとなるダニが繁殖しにくい、室内環境を作ることが重要となります。

ダニを減らす⽅法

1.週 2 回以上⼲すか、ふとん乾燥機によってふとんの湿気を減らす。
2.週に 1 回以上ふとんに掃除機をかけてダニを減らす。
3.ふとん、枕にダニを通さないカバーをかける。
4.シーツやふとんカバーは週 1 回以上洗濯する。
5.布製のソファーやカーペット、タタミはなるべく使わない。
6.フローリングはホコリがたちやすいので、まず拭き掃除をした後に掃除機をかける。
7.掃除機をかける時は1畳あたり30秒以上の時間をかけてゆっくりとする。週2回以上の掃除が望ましい。
8.部屋の温度 20〜25 度、湿度 50%以下を保つ。
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季節性アレルギー性⿐炎対策

花粉症の対策としてはまずは薬ですね。

薬を飲むのも症状がでてから飲むのではなく、症状が出るであろう時期の 2 週間から 1 ヶ⽉前から飲み続けておくことが重要です。

今は持続性の薬も多くでており、1 ⽇ 1 回で 24 時間効能がある薬もあります。

これを飲むタイミングですが夜をおすすめします。

アレルギー症状が最もでやすいのは朝です。

朝起きた時のアレルギー症状を抑えれば、1 ⽇のピークを乗り切ったことになりますので、薬の成分が最も⾝体に残っている時間を朝になるよう薬を飲む時間を調節するべきです。

1⽇2回、3回タイプの薬でも夜飲んで、朝に薬効成分が残っている状態にすることで、夜 1 回だけの服⽤でも⼤丈夫になる⼈もいるくらいです。

この飲み⽅の場合、薬による頭痛、眠気などの副作⽤も最⼩限にできますのでお勧めの飲み⽅です。

ただし、外出の際は必ずマスクを着⽤するようにしましょう。

マスク

薬の服⽤と共に最も効果的なのはマスクの着⽤です。

アレルギー症状は⾝体にアレルゲンが侵⼊してはじめて発症しますので、体内にアレルゲンを⼊れなければいいわけです。

花粉症専⽤のマスクも多くでていますが、通常のマスクだけでも体内に⼊る花粉の量は 3 分の 1 以下に減らすことができます。

花粉症の季節の 1 ヶ⽉前から薬を服⽤し、外出時にはマスクを着⽤することで、薬の量を減らすことも可能です。

1 ⽇ 3 回タイプの薬を夜寝る前に服⽤し、外出時にはマスクを着⽤することで、副作⽤もほとんど感じず花粉症シーズンを乗り切ることも可能です。(⼈により異なります)

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花粉を家に持ち込まない

花粉症シーズンはなるべく家の中に花粉を⼊れないよう、換気は最⼩限にとどめましょう。

早朝や深夜の空気があまり動いていない、花粉が少ない時だけにとどめた⽅がよいでしょう。

外出の際に服に花粉がついてしまいますので、ウールなどの表⾯に花粉が付着しやすい服は避けた⽅が無難です。
ポリエステル、化学繊維、綿などの表⾯がツルツルとした静電気のおきにくい素材の服を選びましょう。

もし花粉が付着したとしても表⾯がツルツルの服であれば簡単に花粉を払うことができます。

室内に⼊る前には⼿か、ブラシなどで必ず花粉を払ってから⼊りましょう。

顔や髪も花粉が付着しやすい部位です。

髪についた花粉は払い落とすことが難しいため、花粉シーズンには帽⼦をかぶることをおすすめします。

洗濯物は部屋⼲しにしましょう。

晴れた⽇は外に⼲したいものですが、花粉シーズンでは⼤量の花粉が⾶散しており、それが洗濯物に付着してしまいます。

最近は部屋⼲ししても臭くならない製品もありますので、部屋⼲しの臭いが気になる⽅は利⽤してみるのもよいでしょう。

どうしても外⼲ししたいという⽅は⽐較的花粉の⾶散量が少ない早朝か夜に⼲しましょう。

取り⼊れる際は、洗濯物をはたいて、花粉を落としてから取り込むようにしましょう。

枕元の花粉を掃除する

朝起きた時に、まぶたが腫れていたり、くしゃみ、⿐⽔がひどくなっていたりしませんか?

これは枕周りに付着している花粉が原因です。

外から持ち込まれ、部屋の空気中に漂っている花粉はだんだんと落ちていき、床にたまっていきます。

枕周りに花粉がたまっていると、寝る時にちょうど顔の⾼さに花粉がたくさんあることになり、⾝体に⼊る花粉量が増えてしまいます。

そのため、寝ている間に花粉症の症状が悪化してしまうのです。

これを防ぐためには寝る前にに枕周りの花粉を取り除くことが重要です。

枕周りを粘着ペーパーなどの掃除⽤具で⼊念に掃除しましょう。

ウェットティッシュなどで拭くのも効果的です。

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免疫⼒を整える

アレルギーは⾝体の防衛機能である免疫と密接な関係があります。

花粉症は花粉が体内に⼊り免疫が過剰反応してしまうことで、⽬のかゆみ、くしゃみ、⿐⽔などの症状がおこります。

この免疫異常を整えてあげることで、症状を緩和することができます。

免疫⼒は規則正しい⽣活や⼗分な睡眠、⾷⽣活の改善で整えることができます。

免疫⼒を整えてくれる、アレルギー緩和に役⽴つ⾷べ物などは後述したいと思います。

アトピー性⽪膚炎

アトピー性⽪膚炎の主な症状は慢性的なかゆみと湿疹です。

湿疹は左右対称にあらわれるのが特徴です。

乳幼児期の湿疹は顔や⽿の後ろにできやすく、成⻑するにしたがい⾸や、肘・ヒザの裏など広範囲に広がります。

アトピー性⽪膚炎の症状であるかゆみは⾮常にかゆみが強く多くの⼈を悩ませています。

このかゆみを我慢できずにかきむしってしまうと、症状は悪化し、更に強いかゆみとなり、またかきむしり悪化という悪循環が⽣まれてしまいます。

以前は乳幼児に多い病気で⼤⼈になるにつれて治っていく傾向にありましたが、最近では⼤⼈になっても治らなかったり、⼤⼈になってから急に発症する⼈も増えています。

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アトピー性⽪膚炎の原因

体質、遺伝

アトピー性⽪膚炎はその⼈の体質によるところが⼤きいといわれ、両親のどちらかがアトピー性⽪膚炎の場合、⼦にも遺伝する可能性が⾼くなります。

両親の⽚⽅にアトピー性⽪膚炎がある場合、⼦供に遺伝する確率は、2 倍になり、両親ともにアトピー性⽪膚炎の場合は遺伝する確率は、4 倍になるというデータがあります。

アトピーに関わらずアレルギーは遺伝する傾向にあり、⼦供全体としてのアレルギー体質は約 20%ですが、両親の⽚⽅にアトピー性⽪膚炎がある場合、それが約 50%となり、両親ともにアトピー性⽪膚炎がある場合、それが約 66%になります。

ただ、完全に遺伝によるものではなく、⽣活環境に⼤きく関わるといわれています。

⼀卵性の双⼦でも両⽅に必ず発症するというわけではありませんので、両親がアレルギー体質の場合は、⽣活環境を整えることで、発症を抑えることができる可能性があります。

⽪膚のバリア機能の低下

アトピー性⽪膚炎患者は⽪膚表⾯のバリア機能が低下しています。

⽪膚のバリア機能が低下することで、少しの刺激でもダメージを受けてしまいます。

またバリア機能の低下により、⽪膚の⽔分が逃げやすくなり乾燥しがちになり、これがかゆみ、湿疹を発症させる原因となります。

バリア機能を低下させる原因

1.保湿不⾜
2.腸内環境の悪化
3.紫外線
4.化学物質(洗剤や化粧品など)
5.ストレスや疲労
6.⽪膚表⾯への直接的な刺激
7.ハウスダスト
8.不衛⽣な環境

アトピー性⽪膚炎の基本的対策

保湿

⽪膚のバリア機能が低下しているアトピー性⽪膚炎の⼈にとって、これ以上バリア機能を低下させないように、⽪膚を保護する保湿がとても重要になります。

保湿のポイントとしては、病院で処⽅された薬だけを塗るのではなく、薬を塗った後に保湿剤を重ねてぬりましょう。

病品で貰うステロイドなどの薬は炎症を抑えてくれますが、保湿効果はありませんので注意が必要です。

⾃分にあった保湿剤を選ぶのも⼤切です。

保湿剤は

・ワセリン
・尿素
・ペパリン類似物質

の 3 種類があります。

それぞれ働きが異なりますので、⾃分の症状にあったものを選びましょう。

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ワセリン

3つの保湿剤の中で最も安⼼して使えるのがワセリンです。

ワセリンは肌内部に浸透しないため、炎症をおこした部分や傷にも使⽤することができます。

肌表⾯にとどまることで、バリアのようにホコリなどのハウスダストや化学物質などの刺激から肌を守ってくれます。

ワセリンにも種類があり、⻩⾊ワセリンと⽩⾊ワセリンの 2 種類があります。

⻩⾊ワセリンは⻩⾊がかったワセリンで、安価なのですが若⼲の刺激があります。

⽩⾊ワセリンは精製度が⾼く刺激が少ないため、⽪膚科でアトピー性⽪膚炎の⽅に処⽅されることも多いワセリンです。

尿素

ケラチナミン軟膏が有名です。

尿素⼊り保湿剤は肌に塗ることで、空気中の⽔分を吸収し肌に潤いを与えてくれます。

保湿効果はあるのですが、同時に⽪膚の表⾯の⾓質を取り除くピーリング効果もあります。

このピーリング効果が問題で、アトピー性⽪膚炎の⽅が使うとかなりしみるのです。

ピーリングにより古い⾓質が取り除かれると、表⾯にまだ完全に出来上がっていない⽪膚が露出してしまいます。

この⽪膚は、バリア機能が低下したもともとの⽪膚より更に弱い⽪膚ですので、これまで以上に少しの刺激でも、かみや炎症を引き起こしてしまうのです。

尿素⼊りの保湿剤はしみたり、ピーリング効果による⽪膚への影響という⽋点はありますが、保湿効果は⾼いため⼀昔前までは、アトピー性⽪膚炎の⽅の必須保湿剤でした。

しかし、最近は尿素以上の保湿効果があり、しみない保湿剤もでてきていますので、現在尿素⼊り保湿剤を使っていて、しみたり、肌に合わないと感じている⽅は変更することをおすすめします。

ヘパリン類似物質

ヒルドイドが有名です。

⾼い保湿⼒があります。

⾎⾏をよくする効果もあり新陳代謝を促す作⽤があるため、乾燥により荒れた肌の再⽣を早めてくれます。

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清潔を保つ

肌に汚れや汗、刺激物質、アレルゲンが付着したままでは症状が悪化します。

汗をかいたらシャワー、汚れたら洗い流すが基本です。

洗う時もゴシゴシ洗いは避けて、⽯鹸をよく泡⽴てて優しく洗いましょう。

症状がひどい時はぬるま湯で洗い流すだけでも⼤丈夫です。

⼊浴後は必ず保湿剤などでスキンケアをしましょう。

紫外線を避ける

紫外線は肌を乾燥させ、更には肌のバリア機能を低下させるため、アトピー性⽪膚炎の⼈にとっては⼤敵です。

紫外線対策をきっちりとしましょう。

刺激物質を避ける

普段使う⽯鹸やシャンプーは界⾯活性剤を含まないものを使いましょう。

⼥性の⽅は化粧品にも気を使う必要があります。

なるべく化学物質の含有率が低く、低刺激のものを選びましょう。

服装も洋服の繊維がやすりのように肌に刺激を与えることもありますので気を使いましょう。

あまり袖⼝や⾸、腰周りがきついものは肌にダメージを与えます。

布団のシーツはさらりした綿のダニを通さないようなものがおすすめです。

タオルケット⽣地はダニの温床にもなりますし、刺激が強いので避けた⽅がいいでしょう。

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ストレス、疲労をためない

ストレスを溜めず、規則正しい⽣活をして、しっかりと睡眠をとることで、⾃律神経系が安定し、免疫バランスもよくなります。

アトピー性⽪膚炎にはステロイド外⽤薬を⽤いて治療がおこなわれますが、このステロイドには副腎⽪質ホルモンが含まれています。

副腎⽪質ホルモンは、副腎という臓器で作られて、アトピー性⽪膚、炎の炎症、かゆみといった、アレルギー反応を抑える働きがあります。

この副腎⽪質ホルモンは睡眠中に脳の視床下部の指令により分泌されるホルモンなのです。

だから睡眠が⾮常に⼤切なんです。

ただ寝ればいいというものでもなく、正しい睡眠のリズムが重要で、規則正しい⽣活、睡眠をとることで、正常に分泌されるのです。

夜かゆくて中々眠れないという⽅はかゆいところはかかずに、保冷剤や冷やしたタオル、冷えたペットボトルなどで冷やしましょう。

単純な⽅法ですが、すぐに効果があります。

⾝体が温まるとかゆみが引き起こされてしまいますので、室温は低めに保つことが⼤切です。

お⾵呂のお湯やシャワーもぬるめにし、エアコンなどで室温を低めに設定することで、夜間のかゆみ対策になります。

気管⽀ぜん息

気管⽀ぜん息はアレルゲン、ストレス、気温、運動など様々な刺激が要因となって、せき、たん、息切れなどの喘息発作があらわれます。

早朝や夜間、運動後などに症状があらわれることが多く、季節の変わり⽬、温度差が激しい時やストレス、疲労時、⾵邪をひいた時も発作症状がでやすく注意が必要です。

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気管⽀ぜん息の原因

主にハウスダスト、花粉、動物の⽑、ダニなどのアレルゲンを吸⼊することによって発症します。

PM2.5 などの⼤気汚染、温度差、湿度、タバコなどに関係し、発症する喘息もあります。

気管⽀ぜん息の基本的対策

アレルゲン・ハウスダストを少なくする

屋内ではダニ対策が重要となります。

ダニは⾼温多湿を好むため、ダニが増えない環境づくりをしましょう。

・ふとんには定期的に掃除機をかける
・部屋の換気をし、湿気がこもらないようにする
・じゅうたん、布製のソファー、ぬいぐるみ、⽑布は使わないようにする。使う場合は掃除、洗濯を頻繁にする。
・ペットの屋内飼育は避ける

アルコール、タバコを避ける

飲酒は気管⽀が狭窄する原因物質を作り出すと考えられているため、避けた⽅がいいでしょう。

タバコも喘息を悪化させる要因となります。

ストレス・過労をさけ規則正しい⽣活をする

⾝体的、精神的ストレスは喘息を悪化させます。

疲労をためすぎず、⼗分な睡眠時間をとりましょう。

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適切な服薬

喘息の薬には即効性のある「発作治療薬」と発作を予防するための「⻑期管理薬」があります。

どちらかだけを飲めばいいというものではありません。

「⻑期管理薬」はすぐに効果があらわれる薬剤ではなく、毎⽇規則正しく服薬することで、ゆっくり効果があらわれる薬剤です。

きちんと「⻑期管理薬」を医師の指⽰通りに飲み、症状があらわれた時には「発作治療薬」を服薬しましょう。

症状が治まっているからといって⾃⼰判断で服薬を中⽌してしまうのは悪化の⼀因となります。

アレルギーを改善する⽅法

アレルギー性⿐炎、アトピー、気管⽀ぜん息の症状はアレルギー反応のひとつなのですが、この「アレルギー」とは健康な体を保つために⽋かせない「免疫」と体内での働きは同じなのです。

⼈体には体の外から侵⼊してくる異物に対して、その異物を外に追い出そうという機能があります。

外から侵⼊してきた異物(抗原)に、対抗する物質(抗体)を作って体を守ろうとするのですが、この抗体が⼀定量になったとき、同じ抗原が侵⼊してくるとその抗原が抗体と結びつき、今までとは違った反応があらわれるようになります。

この反応のことを免疫と呼ぶのです。

例えばおたふく⾵邪や⽔ぼうそうに⼀度かかると⼆度とかからないというのは、この免疫機能のおかげです。

このように上⼿く免疫機能が上⼿く働くばかりならいいのですが、時に免疫は⼈体にとって不快な過剰反応を招く場合があります。

これがアレルギーなのです。

花粉症を例にとると、⼈体は花粉という抗原に対して IgE 抗体と呼ばれる抗体を作って反応します。

IgE 抗体は⼈により作られる量が違います。

⽣まれつき、IgE 抗体が作られやすい体質のことをアレルギー体質と呼ぶのです。

IgE 抗体はアトピー性⽪膚炎、アレルギー性⿐炎、気管⽀喘息などの各種アレルギーと深くかかわりがあります。

IgE 抗体は原因となる花粉などの抗原との接触を何度か繰り返すうちに体内に蓄積されていきます。

体内に蓄積された IgE 抗体の量が⼀定量に達したときアレルギーが発症するのです。

今まで花粉症じゃなかったのに、今年突然発症した!という⼈は、今年 IgE 抗体が花粉症発症レベルに達してしまったということです。

体内に IgE 抗体を貯めるための⼊れ物があり、それが溢れてしまうと発症するというイメージです。

(厳密には正しい表現ではありません。あくまでもイメージとしてお考え下さい。)

アレルギー体質の⼈はこの⼊れ物が⼩さく、現在アレルギーが発症していない⼈はこの⼊れ物が⽐較的⼤きいということですね。

現在アレルギーではなくても、抗原に触れ続けていれば、いずれ発症してしまう可能性はありますので、花粉症になりたくないという⽅は、マスクなどで今のうちから抗原が体内に⼊らないように対策することが⼤切です。

こうして考えると、アレルギーとは免疫機能の過剰反応であることがわかります。

⼈によって違いはあれど、本来反応しなくてもいいような花粉やダニなどのハウスダストを有害な異物と勘違いし、過敏に反応してしまっているのです。

この免疫⼒の異常を調整し、正常に戻してあげることで、アレルギー症状が緩和することがわかってきています。

ここからは免疫調整について学んでいきましょう。

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免疫⼒を調整する⽅法

減感作療法

アレルギー性⿐炎に対する根本的治療法として⽤いられます。

アレルギー性⿐炎では、体内に⼊ってきたハウスダストや花粉などの抗原が免疫機能に認識され、それぞれの抗原に対する抗体が作られます。

前述した IgE 抗体ですが、IgE 抗体はハウスダストならハウスダスト専⾨の、花粉なら花粉専⾨の抗体が作られます。

この抗原とそれに対応した専⾨の IgE 抗体が体内でくっつくことで、アレルギー症状がおこります。

減感作療法では、体内に少しずつアレルギーの原因抗原を注射していきます。

すると、体内には IgG 抗体という物質が作られます。

この IgG 抗体は、アレルギーの原因抗原が体内に⼊ってきた時に、アレルギー原因抗原より先に、IgE 抗体にくっつく作⽤があります。

つまり、IgG 抗体はアレルギー原因抗原と IgE 抗体がくっつくのを邪魔してくれるのです。

スギ花粉症であれば、スギ花粉が体内に⼊ってきても、IgE 抗体とスギ花粉がくっつく前に、IgG 抗体が IgE 抗体とくっつくため、スギ花粉と IgE 抗体がくっつかず、アレルギー反応が起こらないというわけです。

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減感作療法の効果

IgG 抗体のできかたには、⼈によりかなり差があります。

そのため、減感作療法の効果がある⼈とあまり効果が無い⽅がいます。

これが治療前にわかればいいのですが、残念ながら実際に治療を始めてみなければわかりません。

アレルギー原因抗原の種類によっても効果には差があり現在のデータでは花粉症では 50%、ハウスダストでは約 70%に効果がみられます。

減感作療法の治療の流れ

⼀定周期で抗原を⽪下注射します。

最初の1,2ヶ⽉は週1,2回、以後は毎⽉ 1 回のペースで通院し、⽪下注射を続けます。

徐々に効果があらわれてくる治療ですので、数年は通院の必要があります。

花粉症のようにある時期だけアレルギーがあらわれる症状であれば、その時期にあわせた通院で⼗分ですが、通年性アレルギーの場合は、継続的に⻑期間の通院が必要となります。

通院に労⼒が必要な治療法ですが、継続的におこなえば⼗分な効果が期待できる治療法です。

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腸内環境の改善

腸内環境は、アレルギー性⿐炎、アトピー性⽪膚炎、気管⽀ぜん息に⼤きく関係しています。

私達が⾷べた⾷物は腸から吸収されます。

⾷べたものの中に⾝体にとって有害なものが⼊っているかもしれませんよね。

これを防ぐために腸には免疫細胞の60%以上が集中しています。

このため腸での異常には免疫機能が⼤きく働き、全⾝に影響が及ぶのです。

腸内環境を正常に保つことがアレルギー体質を改善する上で、とても⼤切なことなのです。

腸内環境を良くするためには

腸内環境を悪くする菌を悪⽟菌といいます。

悪⽟菌は有害物質を⽣み出し、腸内環境を悪化させアレルギーの原因となるといわれています。

マウスの実験では、アレルギー症状がでやすいマウスは、腸内の悪⽟菌が異常に繁殖しており、善⽟菌が激減しています。

腸内の悪⽟菌と善⽟菌のバランスが乱れると、免疫バランスが乱れ、アレルギー症状を悪化させるのです。

悪⽟菌を減らすためには乳酸菌、ビフィズス菌といった善⽟菌を増やすことが⼤切です。

また⾷物繊維をあわせて摂取するとより効果的です。

実際に乳酸菌やビフィズス菌などの有⽤菌を積極的に摂取し、⾷物繊維を多く摂ることで、アレルギー症状が緩和したとの報告が多くあります。

最近注⽬されているのは L92 乳酸菌で、この乳酸菌には、花粉症、通年性アレルギー性⿐炎、アトピー性⽪膚炎の症状を改善させる効果があるとされています。

L92 乳酸菌が特に注⽬されていますが、必ずしもこの乳酸菌しか、アレルギーに効果がないというわけではありません。

市販のヨーグルトを毎⽇⾷べ続けた結果、アレルギーが改善したという報告も多数あります。

⼤切なのは継続して⾷べ続けることです。

⾷べない期間が続くとすぐに悪⽟菌が優勢になってしまいますので、毎⽇乳酸菌、ビフィズス菌、⾷物繊維を摂取するようにしましょう。

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アレルギー改善のための⾷品と⾷事

乳酸菌

乳酸菌には腸内環境を整え、免疫⼒を調整する抗アレルギー作⽤がありますので、積極的に摂取しましょう。

ヨーグルトのほかにも、味噌やぬか、キムチにも乳酸菌が多く含まれています。

分解されやすいたんぱく質

⾷物によるアレルギーはたんぱく質によっておこります。

⼤量のたんぱく質が体内に⼊ると、消化能⼒を超えてしまい、アミノ酸にまで分解されずに体内に吸収されてしまいます。

このたんぱく質が免疫によって異物と認識されてしまうと、アレルギー反応が起こってしまうのです。

たんぱく質の摂りすぎは、アレルギー性⿐炎、アトピー、喘息の原因の1つです。

とはいえ、たんぱく質は⾝体にとって⼤切な栄養の1つです。

重要なことは体内で分解されやすいたんぱく質を摂るということです。

⼀般的に動物性たんぱく質(⽜⾁など)は⿂などのたんぱく質より、分解されにくいとされており、アレルギーの⼈が⾁を⾷べ過ぎることで、症状が悪化してしまうことがあります。

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分解されやすいたんぱく質

⿂、海藻類、納⾖、味噌

お茶

お茶に含まれている成分にはアレルギーを抑える効果があります。

アレルギーに有効なお茶の成分、カテキン、カフェイン、ポリフェノール、ビタミン C、テアニン
特に効果があるとされているお茶

ルイボスティー

アレルギーの要因である過剰な活性酸素を除去してくれる働きがある成分がふくまれており、花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー症状を緩和してくれるといわれています。

アレルギー性⿐炎、喘息に約 60%の⼈にアレルギー改善効果があったという報告があります。

アトピーの場合は、ルイボスティーを飲むことで⼀時的に症状が悪化することがありますが、これは好転反応といい改善の兆候でもあります。

アトピーの⼈がルイボスティーを飲むと、

アトピーが悪化する

徐々に症状が軽減

最終的に完治する⼈も

という経過をたどりますので、⼀時的に症状が悪化したとしても、注意深く様⼦を⾒たほうがよいでしょう。

ルイボスティーは熱を加えることで、抗アレルギー効果がでてくるという特徴がありますので、よく煎じて飲むことが⼤切です。

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てん茶

てん茶に含まれているポリフェノールがヒスタミンの分泌を抑え、アレルギー症状を緩和してくれます。

べにふうき茶

抗酸化作⽤とヒスタミンの分泌を抑える作⽤があり、アレルギー症状を緩和してくれます。

グァバ茶

ビタミン、ポリフェノールが多く含まれており、アレルギー症状を緩和してくれます。

コーヒー

コーヒーに含まれるポリフェノールが抗酸化作⽤をもたらし、また、カフェインがヒスタミンの分泌を抑えてくれるためアレルギー症状を改善してくれます。

コーヒーに含まれているオリゴ糖は、善⽟菌を活性化し、腸内環境を良くしてくれる効果もあります。

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