皆さんは1日に何時間スマホを見ていますか?
2018年6月の調査では、日本人のスマホ平均利用時間は3時間7分ということがわかっています。
LINEの平均利用は26分、youtubeは平均で14分視聴しているみたいですよ。
実際予定のない休日などは、もっともっと利用していたりしましすよね。
しかし、スマホの利用にはさまざまな危険性があるということも、薄々感じてしまいませんか!?
実際に歩きスマホで事故に遭い、亡くなられた人も少なくはないのです。
今回はスマホの危険性の一つ、ブルーライトの情報をお届けしていきます。
最新のブルーライト研究結果
2018年8月8日、米国トレード大学の研究が専門誌に掲載されました。
その研究とは、ブルーライトが目の光受容細胞で、有毒な化学物質を生み出すことを明らかにしたものです。
この研究に参加したトレード大学のアジット・カルナラトネ助教時は、「我々はブルーライトに継続的にさらされています。眼の角膜や水晶体はこのライトを妨げたり、反射したりすることができません。ブルーライトが目の網膜を傷つけることには何の秘密もないので。我々の実験は、どのようにしてブルーライトが目の網膜を傷つけるかを説明しました。この研究が、加齢黄斑変性の進行を遅らせる点眼薬の開発などに役立てばよいと考えています。」と語りました。
ブルーライトで失明する!?
実際に米国では、毎年200万人以上がこの加齢黄斑変性を発症しており、その中で、失明している人の主要な原因の一つになっているというのです。
人間は通常ビタミンEの誘導体である「アルファトコフェロール」により細胞の死滅を防ぎますが、加齢とともに次第に粘液システムが弱まり、ブルーライトに対抗する力もなくなってしまうのです。
研究チームのカスン・ラトヤナケ氏は、「目がブルーライトに曝されると、膜組織上の情報伝達物質が便化し、網膜が光受容細胞を殺してしまいます。そして、光受容細胞は目の中で劣化しません。光受容細胞が死ぬと、永遠に死んだままなのです。」と語っています。
カルナラトネ助教授は、この情報伝達物質をがん細胞、心臓の細胞、神経細胞などに移植し、ブルーライトにさらしたところ、なんとそれらの細胞はすべて死滅したといいます。
驚くことに「グリーンライト」や「レッドライト」では細胞は死滅しなかったそうです。
つまり、ブルーライトの存在が、人間にとって非常に厄介ということが判明したのです。
この研究チームは、現在もテレビ、スマホ、タブレットから発せられるブルーライトを計測し、目が日常にあふれるブルーライトに対し、どのように反応しているかを調べています。
この研究が進むにつれ、今後恐ろしい研究結果が出るかもしれないのです。
この恐ろしいブルーライトの影響を減らすためには、屋外ではUVとブルーライトを遮断するサングラスを着用し、室内では暗闇の中でスマホやタブレットを使用しないことが効果的だと語ってくれました。
ブルーライトは老化を早める!?
また、英国の皮膚科専門医ジャスティン・ヘクストール医師によると、「PCやスマホから放射されるブルーライトは、皮膚の真皮まで届き、肌の老化を早める」と警鐘を鳴らしています。
ブルーライトにより肌細胞が変色すると、1時間程度で色素沈着し、その色素沈着が残ると言われています。
また屋外でPCやスマホを見ると、ディスプレイの反射により、皮膚にダメージを 与える紫外線のA波及びB波を増幅させるのです。
さらに、英国化粧品メーカーのアニタ・スタナム医師は、「都会に住む女性は、田舎に住む女性よりも10%早く肌が老化する」と発表しています。
これは、排気ガス、スモック、環境化学物質などが刺激となり、肌の色素沈着やシミ、乾燥などが主な原因と言われています。
しかし、日々のストレスにより、長時間スマホに没頭し、ブルーライトを浴び続けていることも原因なのかもしれません。
最後に
如何でしたでしょうか。
ブルーライトの危険性についてお届けしてみました。
どうしてもスマホを手放せないという方も多いのではないでしょうか。
衛生上よくないといわれても、トイレにも持ち込んでしまいますし、お風呂でも防水対策をして持ち込んで楽しむ人も増えています。
ブルーライトが原因の病気は、今後の現代病の代表になるのかもしれませんね。
最後まで読んで頂き、誠に有難うございました。
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