女性のみならず男性も気になる見た目年齢。
特に見た目年齢でポイントとなるのが「口元」「顔のたるみ」「首のシワ」と顔の部分に集中しています。
そして「口元」「顔のたるみ」「首のシワ」は年齢をごまかすことが非常に難しい部分でもあります。
しかし、日本エイジング歯科学会の宝田恭子先生が考案された、お金をかけなくてもみるみる若返ることが出来る、驚異のアンチエイジング術を紹介したいと思います。
紹介するアンチエイジング術は1日10分行うだけで、見た目年齢を10歳若返らせることも可能です。
見た目年齢が10歳若返るアンチエイジング方法
筋肉は何歳からでも応えてくれる組織です。
アンチエイジングにおいて最も大事なことは、皮膚を支えている筋肉を信じることです。
年齢を重ねると筋力が低下すると思っている方がほとんどだと思いますが、それは間違いです。
スピードを出す筋力である「速筋繊維」の割合は、確かに年齢を重ねていくとその割合が減っていきます。
しかし、「筋線維」自体は減っていくことはありません。
そのため「筋線維」は年齢に関係なく刺激を与えれば、20代と同じ状態に戻すことが出来ます。
口元のたるみを若返る簡単マッサージ方法
笑顔を作ると分かると思いますが、笑顔を作ると首筋の筋肉も張るのを感じるはずです。
実は口元の口角の横から鎖骨辺りまで、「筋線維」はつながっているのです。
このつながっている「筋線維」をマッサージしてあげる事で、垂れ下がってしまった口元を上げることができます。
口元を若返らせるマッサージ方法
右手の親指を左上の奥歯のほっぺた側に入れます。
そして親指を動かし、ツメで奥歯をトントンと当てます。
ツメが奥歯に当たって「カチカチ」音がなるくらい指を動かして下さい。
そうしますと口の中に「だ液」が出てくると思います。
その「だ液」が化粧水の代わりになります。
そのまま親指ゆっくり数字の「1」を書くように上から下にへ動かします。
鏡を見ると宍戸錠さんの様に見えますが、続けて下さい。
続けて、少し親指を手前に引いて上から下へ動かします。
少しずつ少しずつ手前に引くことを繰り返すと、8回目くらいで親指が口角まで来ると思います。
口角まで親指が移動しましたら、今度は口角からスタートポジションへ同じ様に親指を上から下へ動かして戻していきます。
スタートポジションへ親指が戻りましたら、そーっと親指を口から出して下さい。
親指を口からだしましたら、鏡の前で笑顔を作ってみて下さい。
左の頬が上がっているのが分かるはずです。
このエクササイズを左右両側で1日3回ずつ3セット行って下さい。
右の頬を行う場合は、左手の親指で行って下さい。
お風呂に入った時に行うとさらに効果的です。
首のシワを消す簡単マッサージ方法
首のシワってどうして入ってしまうかご存知でしょうか。
背中側の筋肉が重力に逆らえず、引っ張ることが出来なくなってしまった場合に起こる猫背がまず原因になります。
また、胸の前の胸筋部分がしっかり鍛えられていないと鎖骨が前におりていてしまい、うつむき姿勢となり首にシワが入る原因になります。
首のシワが入る原因は姿勢の悪さです。
首のシワを消すマッサージ方法
エクササイズのポイントは、弓と矢を引く感じをイメージしてください。
まず左手をまっすぐ前に出します。
おへそがまっすぐ前を向いたまま、右手を矢を放つようにグーッと後ろへ引きます。
右手を後ろへ引いた状態を5秒続け、矢を放ちます。
そして、矢を放った後は両手を脱力させ手を下ろします。
そうすると凄く肩甲骨が引っ張られ、そして開放することで首から肩甲骨の血行が良くなり、血がジワーッと流れるのを感じると思います。
今度は、手を反対にして右手を前にして、左手で矢を放って下さい。
これを左右1回ずつを3セット行います。
このエクササイズを続けることで、鎖骨を後ろに引ける姿勢が体に形状記憶されます。
その結果、首がまっすぐ伸びて正しい姿勢になります。